沼島総合観光案内所 よしじん|兵庫県南あわじ市沼島

おのころ島伝承

 自凝島(おのころじま)は、淡路島の海人族や民衆が伝承していた想像上の島です。この神話が広まり、朝廷に聞こえると、淡路島の周辺のどこかの島が、自凝島として神話に物語られたものと思われます。後世、自凝島といわれる島や場所が伝えられ、淡路島に関しては、沼島、成ヶ島、絵島、先山(せんざん)、自凝島神社、成山などの説があります。これらの場所は、古代の海人族が信仰の対象としていたところです。
 
 沼島説では、沼島の「沼」は、「古事記」天の沼矛(あめのぬぼこ)の「沼」であり、「日本書紀」天之瓊矛「瓊(ぬ)」です。これらは、玉・魂・霊に通じ、勾玉(まがたま)に代表される形状は、生命体や霊魂を表し、沼島は玉島ということになります。
 
にこちゃん塾 財団法人 淡路21世紀協会 発行 「国生み神話 日本のはじめと淡路島」より引用